古筆
奈良時代から鎌倉時代にかけて書かれた優れた筆跡として残っている物です。
清書用臨書用紙
これら古筆のうち、主だった27種類を出来るだけ原本に近い形で作成した料紙。
原紙は本鳥の子・雁皮・本楮紙などになります。墨の濃淡、筆の背腹、しなやかな細い線も書けるよう加工してあります。
練習用臨書用紙
清書に慣れるための安価な料紙。清書用と色柄をなるべく同じにして、新鳥の子、パルプ入楮紙等を利用して手ごろな価格に仕上た料紙。紙質・加工程度は清書用とは異なりますが感触は感じられると思います。
元永三年七月の書写本であることから、この名を冠せられしものです。
※ 清書用
純雁皮製 22種類45枚入り 9寸7分×1尺2寸(29.4cmx36.4cm)
具引唐紙・ギラ唐紙・染・金銀切箔・砂子振、濃淡 等々の組み合わせ加工。
現存の国宝、唐紙柄15種類の中から4種類を使用しております。
純雁皮製、緻密でややしなやかさと艶が有り強靭な性質を持っております。
好く寝かせた紙は、墨量の僅かな違いによる墨色の濃淡が出易く、運筆、筆の背腹による文字の
立体感を出しやすくなります 。
※ 練習用
具引唐紙、
5柄濃8枚。淡含め6色10種類24枚。染・砂子振、濃淡含め4色8枚 具引・砂子振、白8枚の全40枚です。
新鳥の子(安価にするため本鳥に似せて作られたパルプ主体の和紙風の機械漉の紙)使用。
滲みを止めサイズ入。
◆清書用 元永古今 1冊 49,100円
◆練習用 元永古今 1冊 5,900円